先日、こんなタイトルの講習会に参加しました。
青木将幸氏。ファシリテータ。
会議やシンポジウム、ワークショップの
進行役、司会者、調整役。
「会議は、その団体の文化を表す」
だから、
「会議を変えれば、社会が変わる!」
との思いを強くして
会議についての講習会を全国で行っておられるそうです。
会議のやり方講座なんて、しかも3時間も、と
たかをくくっていましたが、終了したときには、
早く会議で実践してみたくなりました。
成功と感じる会議の作り方、
秘訣tipsを山ほど披露していただきました。
なかでも、とっても重要なのは「場」の雰囲気作り。
ですから、
●まず、チェックイン!しよう。(会議をスタートする最初に)
1人ひと言話をして、みんなで空気を共有して
理解しあった状態で開始する。 最近どう?なんてね。
なるべく早く全員が会議で口を開く。
受け身ではなく、自覚モードにしておく。
●模造紙や板書を活用、参加者に自分の意見が汲み取られていると
実感してもらえるように。
●円陣になり全員の顔がみえるように。
●宿題があったら、考えてきていない人のために
頭のなかをまとめる時間を1~2分作る。
(厳しく糾弾しない姿勢って大切なんですね)
●なにか質問は? ではまとめは? なんていう発言は
まず3〜4人の少人数で話し合ってもらって、全体の場に出す。
質問も出しやすくなる。
(周りの人に事前に聞いてもらっているから、心強いよね)
●そうやって話してもいいモードになると皆は話し始めるもんですって。
会議って奧が深い!
青木さんの著書の帯には
「しーんと静まっている/特定の人だけが話つづけている/
結論が決まっている/発言することにとても勇気がいる/
何が話されているかわからない/何が決まったのかわからない/
決まっても誰も動かない/笑顔がない..........
こんな会議を変えたい!と思っているすべての人に、とありました。
会議というより人と人とのコミュニケーションの基本が詰まっていました。
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